第1回プラズモン化学研究会シンポジウム

【日 時】
2011年 6月 1日(水)10:00-17:00
【会 場】
東京大学本郷キャンパス 小柴ホール
【ご案内】
光エネルギー変換システムの高効率化を実現するためには「光子の有効利用」という概念を取り入れた光化学の研究を展開する必要があり、 反応系に投入された光エネルギーを余すところなく利用できる革新的な「光反応場」を構築することが極めて重要となります。最近になって、金属ナノ構造体への光照射により金属表面に誘起される局在表面プラズモンを利用すれば、光子をナノ空間に束縛し、 また時間的にも閉じ込めることが可能であり、 大きな光電場増強が得られることが明らかにされつつあります。このような時間的・空間的に閉じ込められた光子を分子/物質系と結合させる「光反応場」の構築や、それを用いた光化学の研究が、我が国の研究グループより数多く発信されており、世界的にも注目を集めています。本シンポジウムにおいては本研究分野において世界をリードし、第一線で活躍する研究者を招聘して理論・実験・応用に関する最新の研究成果について講演して頂き、全く新しい原理に基づく高効率光エネルギー変換系構築の将来展望を集中的に討論します。
【講演者】
三澤弘明(北大電子研)
「光ナノアンテナを用いた広波長帯域太陽光エネルギー変換システムの構築」(仮)
寺西利治(筑波大院数物)
「無機ナノ粒子の構造制御による局在表面プラズモン共鳴波長制御」
石原 一(阪府大院工)
「局在光電場による非従来型単分子光学応答」
岡本裕巳(分子研)
「金属ナノ構造における局在光電場のイメージング
益田秀樹(首都大院都市環境科学)
「規則ポーラス構造によるナノ・マイクロ空間の形成と光電場制御」(仮)
立間 徹(東大生産研)
「プラズモン共鳴による電荷分離とナノ粒子の構造制御」
高橋幸奈(九大院工)
「金属ナノ構造の局在表面プラズモン共鳴を用いた光電変換」
村越敬(北大院理)
「局在プラズモンによる単分子光励起
【参加費】
3,000 円
【懇親会】
6月1日 17:15 ~ 参加費 5,000 円
【申し込み方法】
>参加申し込みフォームよりお申し込み下さい。(終了)
【締切】
2011年 5月 24日(火)
【連絡先】
第1回プラズモン化学研究会事務局
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